この記事は、一人親方として独立したい方に向けて、独立しやすい仕事と、サイディング工事が選ばれている理由をまとめたものです。独立の準備の進め方は「一人親方として独立するには?向いている人・向いていない人と準備のポイント」で紹介しています。
街中で建設現場をみるとたくさんの人がいますよね。
そこで働いている人たちはひとつの企業の従業員と思いがちですが、実は個人で工事の一部を請け負う一人親方が数多く活躍されているのです。
今回は一人親方として独立を考えている人に、一人親方のメリットやデメリット、おすすめの職業をご紹介します。
一人親方になるメリット、デメリット
一人親方とは、労働者を雇わずに自分だけ、または家族とだけで事業を行っている人のことで、大工工事業や左官工事業など建設業に多い働き方です。仕事量の調整や単価の交渉ができ、自分のペースで働きやすい一方で、収入の安定や保険・税金の手続きは自分で考える必要があります。正社員と比べたメリット・デメリットは「職人は正社員と一人親方どっちがいい?メリット・デメリットと向いている人」で詳しく紹介しています。
一人親方として独立するのにお勧めな仕事
大工
一人親方で需要が多いのは大工です。
持ち家は日本人の憧れでありステータスであり、常に一定数の仕事が日本にはあります。
溶接工と比べると単価は低いですが、一人親方として仕事をしている人が多い職業です。
左官
一般的な住宅や商業施設では、壁を塗ることはせず、壁紙を貼って終わりです。
室内の湿度のコントロールや、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドもありませんので、健康志向の高まりと共に左官職人に壁を依頼する人が増えてきています。
住宅はもちろん内装にこだわる商店や飲食店などの内装で活躍できるでしょう。
塗装
塗装工事業とは、工作物に対し塗料を塗りつけたり、貼り付ける工事をする仕事です。
住宅や建物だけではなく、道路などの塗装工事も塗装屋が手がけます。
公共事業にも携わることもでき、仕事はなくならないといえるでしょう。
内装
内装屋はどんな建物でも必要になります。
住宅はもちろん、店舗などでも必要です。
新築の工事の他にも、老朽化した内装や、ライフスタイルに合わせてリフォームする家も多くなるでしょう。
さらに不動産業界ではリノベーションなども流行っていて、ますます仕事は忙しくなっていきます。
常に需要があるため、内装屋の仕事がなくなることはないでしょう。
溶接工
溶接工は資格が必要で複雑な技術が必要であり、建設現場では貴重な存在です。
高層ビルの建設には溶接工が不可欠で、これからも都市開発では必ず需要があります。
そのため仕事の単価も高く、年収が1000万円を超える人も珍しくはありません。
独立後に仕事を安定させるための取引先づくり
一人親方として仕事を続けていくには、技術と同じくらい、取引先との関係づくりが大切です。
- 取引先を一つに絞りすぎない:一つの元請けからの仕事だけに頼っていると、その会社の仕事が減ったときに収入が大きく落ち込みます。
- 契約の内容を残しておく:仕事の範囲、単価、支払日、材料や道具の負担などを、書面やメールで残しておきましょう。
- 仕事ぶりで信頼を積み重ねる:約束の時間を守る、仕上がりを丁寧にする、報告や連絡をこまめにするといった基本が、次の仕事につながります。
- 同業者とのつながりを持つ:忙しい時期に手伝い合える仲間がいると、仕事を断らずに済む場面が増えます。
独立する前から、今の職場や取引先との関係を大切にしておくことも、独立後の仕事につながります。
今人気の「サイディング工事」
外壁工事と呼ばれる作業の中にサイディング工事という工事があり、今やサイディングは日本家屋の7割を占めるほど多く流通している外壁材の一種です。
工場生産ゆえに高品質で均一化された性能とデザインの多様性で多くの住宅に使われているのが特徴です。
サイディング工事とはこのサイディングボードを外壁として住宅の壁に貼る工事のことをいいます。
ただ、10代から30代の若い世代のサイディング施工士は足りていないのが現状です。
サイディングに関する知識や加工する技術は、習得するまでに時間がかかりますが、経験がなくても転職できる仕事です。
サイディング工事をするにあたって必要な資格はありませんので、一人親方として働き出すのにサイディング工事を始めるのはおすすめです。
仕事を始めてから所有していると有利になる資格を取得することで、着実に技術も身につけることができます。
資格を持っていないまま現場に入る人も多いので、国家資格の建築板金技能士やNYGサイディング施工士といった資格を持っているととても有利です。
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