築10年過ぎて、少しずつ自宅の外壁に傷みが目立つようになり、塗装や貼り替えを考えますよね。
塗装するだけじゃダメなの?と気になる方も多いのではないでしょうか。
サイディング外壁は劣化がひどいと張り替えが必要になる場合もあります。
また、どのタイミングで張り替えたらいいかわからないという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、適切な張り替え時期や張り替えが必要な理由など役に立つ情報について詳しくお伝えします。
張り替え時期や費用について最低限知っておく必要がある理由
悲しいことに外壁リフォームの業界では悪徳業者がいるのが現実です。
建築工事で「軽微な建設工事」を受ける場合、500万円以上の工事をする場合は建設業許可などを取得しなければいけません。
しかし、工事金額が500万円以下の場合は許可がなくても請け負うことができます。
そして、軽微な建設工事に該当する外壁リフォームをおこなう業者は、建設業許可を取得せずに、お客様から注文を受けることができてしまうのです。
そのため、知識があまりない会社や個人でも参入がしやすい業界となっています。
悪いことを考える業者や知識・経験・技術がない業者であっても、外壁リフォームの注文を受けることができるので、悪徳業者が多くなってしまうのです。
外壁工事について知っておくことで、そのような悪徳業者とトラブルになるリスクを減らすことができます。
それでは外壁工事について一緒にみていきましょう。
外壁サイディングはなぜ張り替えるの?
サイディングの張り替えとは、古いサイディングボードを解体し撤去して、新しいサイディングボードを張り付けることを言います
新築住宅に使用される新品のサイディングボードは、表面に塗装をおこない防水性を高めてあります。
しかし、その塗装表面は紫外線や雨などの自然環境に長期間晒され続けることによって、経年とともに劣化し、防水性が低下してしまうのです。
防水性が低下するとサイディングに水が浸透し、サイディングに反りのような症状が発生します。
そこから水が浸入していき、住宅の内部まで侵してしまい、最終的には雨漏れにつながるので注意しなければなりません。
外壁のサイディングボードの寿命は30年~40年のため、寿命が近くなると、張り替えをするか、重ね張りを据える必要があります。
もし、サイディングボードが劣化していると外壁が弱くなり、最悪の場合、家が傾いたり少しの衝撃で家が崩壊する可能性もあるので注意しましょう。
外壁サイディングの張り替え時期を伝えます
サイディングの寿命である30~40年が外壁サイディングの適切な張り替え時期と言われています。
塗装の塗り替えなどのメンテナンスをしていないのであれば、早めの張り替えが必要な場合もあります。
また以下のような症状が見られたら張り替えを考えた方がいいかもしれません。
ヒビ・欠け
小さな地震の繰り返しや、交通量の多い道路沿いだと、ヒビや欠けが出てくる場合があります。
放置をしてしまうと、雨が染み込んで構造へダメージを与えてしまいます。
ヒビや欠けを見つけたら、早めに張り替えをおこないましょう。
反りや浮き
サイディングボードの反りや浮きは、張り替えのサインといえます。
雨や風、紫外線によってサイディングボードの形状が変わってきてしまうからです。
放置すると、外壁内部へ雨が入ってしまい、家の劣化に繋がります。
ヘコミ
何かが当たってヘコミが出来ているなら、張り替えのサインです。
石ころなどが強く当たることでヘコミが出来てしまうことがあります。
この場合、外壁の内部にダメージがある可能性があるので、早めの張り替えが必要です。
サビによる腐敗
金属サイディングに限りますが、サビによる腐敗も、張り替えのサインです。
腐敗が進む前に外壁内部をメンテナンスしなければなりません。
そうすると重ね張りではなく、張り替えが必要ですので注意しましょう。
外壁サイディング張り替えの適切な費用相場
サイディングの張り替えの費用は150~250万円と言われています。
内訳として、足場代+施工費+シーリング+材料費+既存壁解体+諸経費が挙げられます。
新規外壁材のグレードが高かったり、ハウスメーカーに依頼した場合は費用が相場よりも高くなることが多いです。
張り替え工事の際は、既存壁を解体してから新たにサイディング材を設置するため、多少費用がかさんでしまいます。
保険や自治体などの補助金が出る場合もあるので、一度調べてみるのもおすすめです。
業者に依頼する際は複数の業者から必ず見積もりとって比較しましょう。
見積もりも60分以上かけてみてくれる業者は安心です。
見積もりに疑問があったら遠慮することなく質問して、何の作業にどれくらい費用がかかるのか確認するようにしましょう。
まとめ
今回は外壁サイディングの適切な張り替え時期や、その張り替え工事に伴う費用について分かりやすくまとめました。
たくさんある外壁工事業者の中には良い業者もいれば悪い業者もいます。
私たちはその中で全てのお客様から良い業者だと感じてもらえるような仕事をしていきたいと考えています。
KRT外装では私たちと同じような考えを持ち、共に仕事に臨める仲間を募集しています。
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