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サイディング工事を始めるために必要な資格や道具とは?

外壁工事と呼ばれる作業の中に、サイディング工事という外壁を張る工事があります。

サイディングは今や日本家屋の7割を占めるほど多く流通している外壁材の一種です。

しかしながら、いざ始めようと思ってもどのような工事になるのか、道具は何が必要なのかと、わからないことが多いと思います。

この記事では、サイディング工事を仕事として始めたいと考えている方へ、必要な資格や用意する道具などを紹介していきます。

サイディング工事とはどんな仕事?

そもそもサイディングとはなんなのでしょうか。

サイディングとは建物の外壁に使用する外壁材の一種で正式にはサイディングボードといいます。

工場生産ゆえに高品質で均一化された性能とデザインの多様性で多くの住宅に使われているのが特徴で、サイディング工事とはこのサイディングボードを外壁として住宅の壁に貼る工事のことをいいます。

サイディング工事を始めるには資格は必要?

サイディング工事をするにあたり、取得しておくと有利な資格がいくつかあるので一緒にみていきましょう。

建築板金技能士

建築板金技能士は国家資格の技能検定の一種です。

この資格がなくても建築板金工事業の仕事を行うことは可能であり、技能を証明するための資格です。

全国の都道府県が実施しており建築板金施工に関する学科と実技試験で合否を行います。

実技試験の内容は以下のようになります。

建築板金技能士1級

板金工具及びはんだ付け工具を使用し、溶融亜鉛めっき鋼板(亜鉛鉄板)厚さ0.35mmを加工して、落し口のついた谷どい状の製品を製作します。試験時間は5時間です。

建築板金技能士2級

板金工具及びはんだ付け工具を使用し、溶融亜鉛めっき鋼板(亜鉛鉄板)厚さ0.35mmを加工して、落し口のついた角どい状の製品を製作します。試験時間は4時間30分です。

建築板金技能士3級

板金工具及びはんだ付け工具を使用し、溶融亜鉛めっき鋼板(亜鉛鉄板)厚さ0.35mmを加工して、落し口の付いたホッパーを製作します。試験時間は3時間です。

NYGサイディング施工士

NYGサイディング施工士とは、窯業系サイディングの技能を証明する資格です。

窯業系サイディング施工士職に3年以上従事している方が受験資格保有者となります。

4者択一50問の学科試験が60分、施工実技と標準施工法チェックのふたつが含まれた80分の実技試験があります。

金属系のサイディングの場合は板金施工ですが、窯業系サイディングの場合は、こちらの資格が有利になるでしょう。

施工管理技士

施工管理技士の資格は建設業の許可の取得や、大きい仕事(工事費用が1000万円以上)を請けるために必要な国家資格です。

1級と2級ともに学歴によって必要な実務経験が異なります。

取得には条件も厳しく、難関資格であるため資格保有者も少ないです。

将来的に一人親方としてサイディング工事業を拡大してく際には取得していて損はない資格です。

用意しておくといい道具とは

丸のこ

サイディング材をカットするのに使います。木材もすぐに切れるので現場に一つあると便利です。

インパクトドライバー

サイディング材を固定するのに使います。現場には必須の道具です。

コンベックス

部材の長さを測るのに使います。工事現場には必須の道具です。

ヘルメット

工事現場では何が怒るかわかりませんので、ヘルメットは常備しておくことをお勧めします。

シーリングガン

サイディング材を接着するのに使います。

水平器

部材の垂直や平行を取るために使います。

サイディング工事を始める前に知っておくべきポイント

サイディングの種類によって建築業の種別が異なるため、許可も経験も別物として扱われます。

例えば窯業サイディングだと、工事種別では「タイル・れんが・ブロック工事」です。

サイディングには窯業系サイディング、金属系サイディング、木質系サイディング、樹脂系サイディングの4つがあります。

一つずつ見ていきましょう。

窯業系サイディング

窯業系サイディングはセメント質のものと繊維質を混ぜ合わせて作られたサイディングです。

デザインが豊富で、シンプルなものからレンガ風・タイル調・石積み調まで様々なものがあります。

金属系サイディング

金属系サイディングはガルバリウム・アルミニウム・ステンレスなどの鋼板が使用されたサイディングです。

基材となる材料が金属なので、窯業系サイディングに比べて長期間メンテナンスが必要なくなります。

木質系サイディング

木質系サイディングはその名の通り木を材料としたサイディングです。

外壁もおしゃれに、木の温かみを前面に出したいという方にはオススメできるサイディングです。

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングはアメリカでは外壁材全体の50%を超えるシェアを誇る外壁材です。

樹脂成型されているので劣化しにくく、塩害や凍害などにも強く耐天候性に優れています。

まとめ

今回は外壁工事のひとつであるサイディング工事の仕事に興味がある、また、これから始めようと考えている人に向けてサイディング工事を始める上で必要な資格や道具にはどのようなものがあるのかを説明しました。

サイディングの仕事をしていくうえで必ず持っていなくてはならない資格はありませんが、取得していると転職に有利に働いたり、給料に影響する可能性もあるので、もしこれからサイディング工事の仕事に就こうと考えている人はあらかじめ取得しておくことをおすすめします。

道具についても、個人で用意するものと会社で用意するものがありますので、事前にどのような道具を使うことがあるのか頭に入れておくことで仕事が始まってからスムーズに働くことができます。

KRT外装ではサイディング工事の専門業者として主に千葉県、神奈川県を中心に活動しています。

未経験で始められる方にもすぐに仕事を覚えて戦力になれるようにベテランの職人が親身にサポートし、新しく入社した方には道具も支給しますので安心して仕事を始めることができます。

当社の求人に興味がある方はまずは気軽にお問い合わせください。

 

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