Blog

ブログ

建築業界において職人が一人親方になるとは?独立のポイントを解説します

建築業界において、雇われから独立して一人親方になると儲かるという話を聞いたことがありませんか?

実際に、一人親方になると、直接仕事をもらうことになるので、もらう額面としては大きな金額を受け取ることができます。

しかし、一人親方になるということは、文字通り1人で仕事をしなければなりません。

この記事では独立して一人親方に向いている人、向いていない人の特徴や、気をつけるポイントを解説します。

 

一人親方とは

労働者を雇わずに自分自身のみ、または自分自身とその家族だけで事業をおこなっている人のことを一般的に一人親方と呼びます。

一人親方がいる職業は、大工工事業や電気通信工事業、左官工事業といった建設業に多いのが特徴です。

また、1年間を通してアルバイトのような雇用を100日未満使用している人も一人親方といいます。

一人親方の業務への関わり方は、請負事業者として出来高払制で仕事を受けるケースや日給や月給制で作業を受け持つケースがありますので、雇用形態には気をつけましょう。

 

独立に向いている人の特徴

独立に向いている人の特徴をまとめました。

人脈がある

職人が独立する際は、独立前に人脈を築いておくことが重要です。

独立すると自分の裁量で働くことできる点がメリットではあるものの、自分で仕事を受注する必要があります。

いくら職人としての腕が良くても、仕事がなければお金を稼ぐことはできません。

仕事で困ったことがあれば協力してもらえる可能性もあるので、現在働いている会社での人間関係を大事にしましょう。

コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力が高い人は、職人として独立して成功できる可能性が高いです。

話をしていてもっと話してみたくなる、適切なアドバイスをくれる、押し売りしないといったコミュニケーション能力があると、仕事を受注できるチャンスは増えるでしょう。

また、クライアントがどのようなことを求めているのか、どうして欲しいと思っているのかという点を汲み取れる力がなければ、職人として独立することは難しくなってしまいます。

クライアントが何を望んでいるのか把握して理解できるコミュニケーション能力がある人の方が仕事をもらえるでしょう。

時間管理ができる

職人として独立する場合、様々なことを一人でこなさなければいけません。

メインの現場での仕事だけでなく、会計処理や記帳などの事務作業も仕事のひとつです。

経営が軌道にのれば、事務的な作業をしてもらうパートやアルバイトを雇用することも検討できますが、独立してすぐの場合は難しいでしょう。

段取りよく仕事をこなせるか、無駄な作業をしていないかなど、生産性をあげるための時間管理能力は、独立して成功するために必要な能力です。

 

独立に向いていない人の特徴

独立に向いていない人の特徴もまとめました。

スキルや経験が未熟

スキルや経験が未熟だと、クライアントからの信頼を得にくく、そもそも仕事を請け負うことができません。

独立するためには、ある程度の経験と実績を積む必要があるでしょう。

スキルや経験がないと、案件だけでなく、人脈も構築できないことがありますので、まずはスキルアップを目指すことをおすすめします。

自分に甘い人

独立する場合、職人としての仕事以外にしなければならないことがたくさん存在します。

自分に甘い人や怠け癖がある人は、クライアントからの信頼も得にくくなってしまうため、仕事を受注できるチャンスを逃してしまう可能性は極めて高いです。

独立すると自分で仕事のペースを調整できてしまうため、自分に甘いと結果的にニートのようになってしまうこともあります。

話すことや営業が苦手な人

独立すると自分で仕事を獲得しなければなりません。

話すことや営業に苦手意識がある場合、独立しても仕事のチャンスをつかむことが難しいでしょう。

何気ない会話から仕事の話に繋がることは少なくありません。

会話の中で自然と仕事の話ができるようになると、案件を獲得できることもあるでしょう。

 

独立に向けて気をつけるポイント

独立に向けて気をつけるポイントをまとめました。

最初は収入が不安定になる

企業に雇用されている間は給料日に決まった金額を受け取れますが、独立後には固定給がなくなってしまいます。

独立後にうまく仕事の依頼を取れないままだと、収入が途絶えてしまうかもしれません。

また、福利厚生を受けられないのも独立のリスクです。

独立後には一時的に収入が不安定になることを十分に理解しておきましょう。

道具も自分で調達しなければならない

職人として使う道具は自分で調達しなければなりません。

経費として申請することはできますが、元手はもちろん自分で負担しないといけないので、気をつけましょう。

雑務が増える

確定申告をしたり、帳簿をつけたりと、事務仕事も自分でしなければなりません。

現場で作業する時間と、事務の仕事をする時間と、タスクを自分で管理する能力が求められます。

 

まとめ

独立して一人親方に向いている人、向いていない人の特徴や、気をつけるポイントを解説しました。

KRT外装はサイディング専門の施工業者として主に千葉県、神奈川県を中心に活動しています。

現在、ともに働く仲間や協力会社さんを募集しており、一人親方で仕事をしている方も募集しています。

また、独立に向けたサポートもしていますので、ぜひ気になる方はお気軽にご連絡ください。

 

 

協力会社提携、求人のご相談
その他お問い合わせは
こちらから承ります。

本社

0436-62-6167

担当者直通

090-4950-0037

【受付時間 平日9:00-17:00】