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金属系サイディングの特徴や費用相場を詳しく解説l!

アルミ外壁

これから外壁工事の仕事でサイディング工事を始めようと考えている方へ。

そもそもサイディング工事の仕事は具体的になにをするのか、どんな材料を使って作業するのかなど詳しくなっておくとスムーズに仕事が始められます。

この記事ではサイディング工事に使われているサイディングボードの中の「金属系サイディング」と呼ばれる素材の特徴や費用の相場について詳しく説明をしていきます。

サイディング工事とは

まずサイディング工事とは壁材の一種であるサイディングボードという材料をカットして壁に沿って貼り合わせていく作業です。

レンガ調や木目調などデザインが豊富にあり、自分のイメージする住宅に近づけることができ、比較的に低価格で作れます。

また耐熱性や耐久性に優れているので、自由度が高く、さらには家を守ることにも最適です。

サイディングが発展する前の外壁はモルタルが主流でしたが、現在では国内における外壁材のシェアの80%以上をサイディング材が占めていると言われています。

金属系サイディングの種類や特徴

金属系のサイディングは3種類あり、それぞれ特徴があります。

ガルバリウム銅板

ガルバリウム銅板は、アルミニウムと亜鉛合金のメッキ銅板で錆に強いのが特徴です。

また耐久性に優れているので金属系サイディングの中でも比較的安く使用することができ、ジョイントの部分が軽量化されているので施工性も良いです。

アルミニウム合金

アルミ外壁

アルミニウム合金は、アルミ銅板に塗装をされている外壁材です。

現在ではガルバリウム銅板が主流となっていますが、それまではアルミニウム合金が金属のサイディングの中で主流でした。

価格はガルバリウム銅板より高くなりますが、近年耐久性やメンテナンス性に優れたものがでてきていてワンランク上の金属サイディングとして注目されています。

またガルバリウム銅板より軽くて錆びにくいのが特徴です。

ステンレス

ステンレスのサイディングは少ないですが、使用される頻度が年々増えてきています。

ステンレス自体が錆びにくい素材になるので、防錆塗装をすることで非常に耐久性の高い外壁材になるのが特徴です。

金属系サイディングを使用するメリット

外壁に金属系のサイディングを使用することによるメリットは、まず断熱性が高いことです。

金属は熱を保持しやすい性質をもっているので断熱性が高く、室内の温度を一定に保つことができます。そのため省エネになり、環境にも優しい外壁材です。

そして軽量でありながら強度が高いので、住宅への負担が少なく地震が起きたときの倒壊する確率が低くなります。ひび割れもしにくく補修機械も少ないのでコストパフォーマンスが良いです。

また、ほかの外壁材に比べて軽量なので貼り換えが簡単で施工がしやすく、工事する期間が短く済むので安価でできます。

金属系サイディングの加工方法

金属系のサイディングを外壁材に使用すると、厚みやメーカー・工事内容によっても単価の変動があります。

他の種類との相場は以下の通りです。

1㎡あたり

・金属系サイディング5,000円~

・窯業系サイディング4,000円~

・木質系サイディング5,000円~

・樹脂系サイディング4,000円~

こちからの比較を見るとそこまで単価に違いがありませんが、金属系のサイディングは他のサイディングに使われる材料より防水性や耐候性に優れているためメンテナンスの費用を抑えることができます。

また施工するにも特別工事費用が高いわけではありません。

ランニングコストが期待される金属系サイディングですが、メンテナンスをこまめにすることでより費用を抑えることができます。

施工も2種類あり「カバー工法」と「張り替え」があり、カバー工法は外壁の劣化がそこまで進んでいないときにできる方法で、既存の外壁材を撤去しないため工事費用の削減と工期短縮が可能です。

張り替えは新築を建ててから数十年が経過して、既存の外壁材が劣化してしまう場合に工事回数の増大や倒壊してしまうリスクを避けるためにも必要です。

サイディングはメンテナンスが大事

外壁材を新しくすることにより、ひび割れや破損・チョーキングの心配がなくなります。

金属形サイディングの耐久年数は長くて40年と言われていますが、こまめなメンテナンスをしないと予定していた年数よりも早く劣化しまいます。

長く維持するためには半年周期で外壁に溜まった汚れを落とすことがとても大事です。

汚れを落とすために高圧洗浄機を使うと威力が強すぎて逆にダメージを与えてしまう場合があるので、ホースで水をかけて雑巾で汚れを落とすようにしましょう。

また直射日光や雨などによる影響で外壁材の上に塗装されている塗料も少しずつ剥がれていきます。これをずっと放置してしまうと内部まで腐食してしまう可能性があるので、ひび割れやチョーキングを見つけたら外壁塗装の工事を検討しましょう。

外壁塗装の塗り替えのタイミングは10年に1度が目安となっていて、内部の腐食や工事費用の増大を防ぐためにも大事なメンテナンスになります。

まとめ

今回はサイディング工事で使用するサイディングボードの中の「金属系サイディング」について詳しく説明していきました。

サイディングボードは使用する材質によってそれぞれ特徴やメリット、デメリットが異なるので材質ごとの特性をあらかじめ知っておくと良いかもしれません。

 

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