この記事は、金属系サイディングを検討している方に向けて、種類や特徴、費用の目安、向いている家をまとめたものです。ほかのサイディングとの比較は「サイディングの種類と選び方|4種類の特徴・メリット・デメリットを比較」で紹介しています。
これから外壁工事の仕事でサイディング工事を始めようと考えている方へ。
そもそもサイディング工事の仕事は具体的になにをするのか、どんな材料を使って作業するのかなど詳しくなっておくとスムーズに仕事が始められます。
この記事ではサイディング工事に使われているサイディングボードの中の「金属系サイディング」と呼ばれる素材の特徴や費用の相場について詳しく説明をしていきます。
サイディング工事とは
サイディング工事は、サイディングボードという外壁材をカットして壁に貼り合わせていく工事です。現在、国内の外壁材の多くをサイディングが占めているといわれています。サイディングの種類ごとの違いや選び方は「サイディングの種類と選び方|4種類の特徴・メリット・デメリットを比較」で比較しています。
金属系サイディングの種類や特徴
金属系のサイディングは3種類あり、それぞれ特徴があります。
ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛合金のメッキ鋼板で錆に強いのが特徴です。
また耐久性に優れているので金属系サイディングの中でも比較的安く使用することができ、ジョイントの部分が軽量化されているので施工性も良いです。
アルミニウム合金

アルミニウム合金は、アルミ板に塗装をされている外壁材です。
現在ではガルバリウム鋼板が主流となっていますが、それまではアルミニウム合金が金属のサイディングの中で主流でした。
価格はガルバリウム鋼板より高くなりますが、近年耐久性やメンテナンス性に優れたものがでてきていてワンランク上の金属サイディングとして注目されています。
またガルバリウム鋼板より軽くて錆びにくいのが特徴です。
ステンレス

ステンレスのサイディングは少ないですが、使用される頻度が年々増えてきています。
ステンレス自体が錆びにくい素材になるので、防錆塗装をすることで非常に耐久性の高い外壁材になるのが特徴です。
金属系サイディングを使用するメリット
外壁に金属系のサイディングを使用することによるメリットは、まず断熱性が高いことです。
裏面に断熱材を備えた製品が多いため断熱性が高く、室内の温度を一定に保つことができます。そのため省エネになり、環境にも優しい外壁材です。
そして軽量でありながら強度が高いので、住宅への負担が少なく地震が起きたときの倒壊する確率が低くなります。ひび割れもしにくく補修機会も少ないのでコストパフォーマンスが良いです。
また、ほかの外壁材に比べて軽量なので貼り換えが簡単で施工がしやすく、工事する期間が短く済むので安価でできます。
金属系サイディングの加工方法
金属系のサイディングを外壁材に使用すると、厚みやメーカー・工事内容によっても単価の変動があります。
他の種類との相場は以下の通りです。
1㎡あたり
・金属系サイディング5,000円~
・窯業系サイディング4,000円~
・木質系サイディング5,000円~
・樹脂系サイディング4,000円~
こちらの比較を見るとそこまで単価に違いがありませんが、金属系のサイディングは他のサイディングに使われる材料より防水性や耐候性に優れているためメンテナンスの費用を抑えることができます。
また施工するにも特別工事費用が高いわけではありません。
ランニングコストが期待される金属系サイディングですが、メンテナンスをこまめにすることでより費用を抑えることができます。
施工も2種類あり「カバー工法」と「張り替え」があり、カバー工法は外壁の劣化がそこまで進んでいないときにできる方法で、既存の外壁材を撤去しないため工事費用の削減と工期短縮が可能です。
張り替えは新築を建ててから数十年が経過して、既存の外壁材が劣化してしまう場合に工事回数の増大や倒壊してしまうリスクを避けるためにも必要です。
サイディングはメンテナンスが大事
外壁材を新しくすることにより、ひび割れや破損・チョーキングの心配がなくなります。
金属系サイディングの耐久年数は長くて40年と言われていますが、こまめなメンテナンスをしないと予定していた年数よりも早く劣化してしまいます。
長く維持するためには半年周期で外壁に溜まった汚れを落とすことがとても大事です。
汚れを落とすために高圧洗浄機を使うと威力が強すぎて逆にダメージを与えてしまう場合があるので、ホースで水をかけて雑巾で汚れを落とすようにしましょう。
また直射日光や雨などによる影響で外壁材の上に塗装されている塗料も少しずつ剥がれていきます。これをずっと放置してしまうと内部まで腐食してしまう可能性があるので、ひび割れやチョーキングを見つけたら外壁塗装の工事を検討しましょう。
外壁塗装の塗り替えのタイミングは10年に1度が目安となっていて、内部の腐食や工事費用の増大を防ぐためにも大事なメンテナンスになります。
金属系サイディングが向いている家と気をつけたい点
金属系サイディングは、軽くて断熱性の高い製品が多いことから、次のような場合に検討されることが多い外壁材です。
- 今の外壁の上から重ね張り(カバー工法)をしたい:軽量なので、建物への負担をおさえながら外壁を新しくできます。ただし、下地まで傷んでいる場合は重ね張りができず、張り替えになります。
- 夏の暑さや冬の寒さが気になる:裏面に断熱材がついた製品を選ぶと、室内の温度を保ちやすくなります。
- すっきりとしたシンプルな外観にしたい:金属ならではの直線的な見た目に仕上がります。
一方で、金属は強い衝撃でへこみやすく、傷がついた部分から錆が出ることがあります。海に近い地域では塩分による錆にも注意が必要です。物がぶつかりやすい場所などは、仕上げや素材を業者と相談しておくと安心です。
まとめ
今回はサイディング工事で使用するサイディングボードの中の「金属系サイディング」について詳しく説明していきました。
サイディングボードは使用する材質によってそれぞれ特徴やメリット、デメリットが異なるので材質ごとの特性をあらかじめ知っておくと良いかもしれません。
株式会社KRT外装は、千葉県・神奈川県を中心に、サイディング・屋根・板金・コーキングなどの外装工事を行っています。外壁のことで気になる点があれば、下記までご連絡ください。
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