サイディング工事とは外壁工事の中の、住宅の壁にサイディングボードという壁材を貼り付ける工事のことをいい、現在の住宅のおよそ9割に使用されています。
そこで今回は外壁工事の中のサイディング工事として働く場合の収入や、どのような稼ぎ方があるのか、そもそも稼げるのか、その実態について、実際の収入例を交えながら説明します。
サイディング工事は稼げるのか
まず、サイディング工事の職人は実際、稼げるのか簡潔に説明します。
ずばり、稼ぐことはできます。
日本の住宅のほとんどにサイディング工事は関わってきますし、既存の住宅のリフォーム時にも張り替えをしたりと仕事自体はまだまだたくさんあるので、すでに安定して工事の依頼が入っている会社に就職することができれば、ある程度は稼ぐことができるでしょう。
しかし、ひとえに稼ぐといっても月収が50万円未満であれば稼げるとは言えないと感じる人もいれば、20万円以上稼げれば充分と感じる人もおり、人によって稼ぐという言葉の幅はさまざまだといえます。
それでは、実際のサイディング工事はいくらくらいの収入を得ることができるのでしょうか？
サイディング工事の給料相場とは
サイディング工事の給料相場はどのようになっているのか説明します。
まずサイディング工事の職人として働く人の月の収入としては平均200,000円〜450,000円くらいとなっています。
このような外壁工事や足場工事、鍛冶工事などで働く人の多くは会社によっても異なりますが、1日働いて◯◯円といった設定の日当というシステムになっているところが多いです。
よって、その人の1日あたりの日当に設定されている額によって収入は左右されてきます。
仮に1日の日当が8,000円の人が25日出勤すれば単純に計算すれば20万円となりますし、日当18,000円の人であれば450,000万円となるわけです。
では、なぜ収入が人によって収入は倍以上も差がついてしまうのか、その理由について説明していきます。
給料に差が出る理由について伝えます。
1日の設定されている日当次第で月の合計が決まってくると伝えましたが、その日当が人によって大きく変わってくることがあります。
例えば、実際の例としていくつかの収入例をあげて説明します。
Aさん 未経験・18歳(研修中) 日当8,000円×25日＝200,000万円
Bさん サイディング工事歴5年・25歳 日当13,000円×25日＝350,000万円
Cさん サイディング工事歴15年・48歳 日当180,000円×25日＝450,000万円
こちらはあくまで例なので全ての工事会社さんに当てはまるわけではありませんが、このようにこの業界においての経験の豊富なベテランは日当が高く設定されているところが多いようです。
しかし、なかなか仕事が覚えられないまま、ただ経験年数を重ねていくだけでは給料は上がりません。
経験年数に限らず、それに応じた実力が身についていけば給料は上がっていきます。
しっかりとひたむきに仕事に取り組み、次から次へ新しくできることを増やして仕事の幅を広げていく姿勢が大切です。
どのように働けば給料は上がる？
経験年数や、その人のスキル次第で給料が変わってくることがわかりましたが、どのように働けば給料は上がっていくのでしょうか？
サイディング工事の職人として働き、給料を上げていくにはどうすればいいのかわかりやすく伝えます。
資格を取得したりスキルを磨く
例えば足場架設業者であれば玉掛けだったり、高所作業の資格だったりさまざまな資格がありますが、最近ではサイディング工事にも厚生労働省認定の窯業系サイディング施工士という資格があります。
そういった資格を取得したり、その会社内での作業で任せられる仕事を増やしていくことで給料が上がることにつながります。
会社としても仕事を安心して任せられたり、生産性を上げてくれる従業員に対しては、なるべく自社に残って働いてほしいという気持ちも芽生えます。
ですので、会社に対して自分は価値のある人間だと感じさせることが大切です。
一人親方として働く
サイディング工事をひと通りこなせるようになり、いくつも他社とのつながりを持つことができた人は一人親方として仕事を始めると給料は上がります。
元請けから仕事を受注し、どこにどれだけお金を使い、どのくらい収入として得るのか全て自分の裁量次第で決まるからです。
しかし、個人事業主として働くので会社としていろいろな手続きや確定申告など、会社の中にいるよりやらなくてはならないことは膨大です。
さらに、一番の問題は仕事の受け方です。
会社に所属していれば、会社が受注した依頼に沿って施工をおこなっていくだけですが、一人親方となるとまず仕事を自分で取ってこなくてはなりません。
どれだけ資格や技術を持っていてもそもそも仕事がなければ1円にもなりません。
ですので一人親方として働くことを考えている人は資格や技術を磨くだけでなく、仕事の取り方や人脈の構築にもしっかり取り組むことが重要でしょう。
まとめ
今回はサイディング工事の職人として働いて稼げるのか、給料事情について説明しました。
サイディング工事は仕事自体は豊富ですが、完全に未経験で作業のやれる幅が少ないと日当も少なくなってしまう傾向があります。
それでもある程度、年数を経て、作業的にもやれることが増えていくとアルバイトなどに比べても高い給料を稼ぐことができます。
KRT外装ではたとえ未経験でもベテランが親身にサポートし、実力に応じてしっかり昇給していきますので、安心して始めることができます。
経験者の方や、元々一人親方として働いたことのある実力のある方は初めからこう待遇で迎えさせていただきますので、興味のある方や何か不明な点があればまずはお気軽にお問い合わせください。
